Archive for 7月, 2014

悪魔のデマ


2014
07.28

共産党員の下里正樹が取材して書いたという記事を、これも共産主義シンパの森村誠一が脚色して出版した「悪魔の飽食」という共産主義者のプロパガンダ本は、旧日本軍の731部隊が細菌兵器の開発をするために支那人やロシア人の捕虜を人体実験に使ったという話だ。

1982年に光文社から単行本が出版されてセンセーショナルな話題を呼んだが、そこに使われていた証拠写真と称するもののうち6割が偽物と発覚して光文社は絶版とした。ところが翌年角川書店が問題の写真を削除して森村が加筆した上で再出版した。現在売られているものは角川版である。

しかしこのデマ本は一人歩きして共産中国の教科書にも登場する。写真も掲載されている。

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この写真が人体実験をしているところだというのだが、この写真は1928年に中国済南で起きた中国兵による日本人居留民の虐殺事件の際、被害者を検視している時のものなのだ。この写真の被害者は足袋をはいているところから女性と思われた。腕を帯で後ろ手に縛られ、むごい殺され方をした。

中国にある731部隊記念館にはご丁寧に蝋人形まである。

中国兵が殺した日本人被害者の写真を「悪魔のデマ」のせいで人体実験の証拠とされたのだ。下里は共産党員だからこれくらいのことは平気でするだろうが、そのデマを脚色してドキュメンタリーなどと嘘を言い、金儲けをしている森村誠一の罪は計り知れない。

731部隊は伝染病予防と飲料水浄化を目的とした医療部隊だった。初代部隊長は石井四郎陸軍軍医中将である。終戦後はその本部棟が小学校として使われていた。

他にも人体実験の被害者という写真が有名らしいが、1910年に満州で流行したペストによる病死者の処理をしている写真なのだ。

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合唱曲にもなっている「悪魔の飽食」だが「悪魔のデマ」と呼んだ方がふさわしいとんでもないデマ本なのである。無知で無垢な学生がこういうデマを広める手先に使われていることは悲しむべきことだ。

共産主義者のデマに惑わされるのは無知だからである。事実を知らなければ共産主義者の思うつぼだ。


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