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日本人の劣化2

路上に無人の自動販売機が常にある光景は日本だけだと云う。他国では例外なく壊されるか盗まれるので置くことができない。日本人の民度の高さを象徴する話だが、もっと凄いのが田舎にある無人の野菜販売所だ。

日本では農家の道路側出入り口や畑の道路上に無人で野菜を売っていることがある。欲しい人は野菜の代金を置いてある代金箱に入れていくのが決まりだ。大抵100円均一である。これなどは外国人が見たら奇跡だと思うに違いない。日本が神の国と言われる所以である。

日本人のこうした善行は江戸時代に培われた。言行不一致が世界では常識ともなっているが、江戸時代の武士道は言行一致を旨とした。その文化は武士だけでなく庶民にも広く浸透して、商人なども正札と称する適正価格で売ることを常としていた。日本で値札を値切って買わないのは戦前までは常識だったのだ。だから安売りは半端物や不揃い品、中古品などに限られていた。

戦後は日本人の劣化が始まった。GHQの策謀が根底にあったことは事実だが、日本人自らが自分たち自身を貶めてきたのだ。主犯は日本人の共産主義者である。教師やマスコミ、役人に入り込んだ共産主義者が日本を共和制にするために、戦前の日本を暗黒時代だったかのように貶め、現行体制を批判して日本という国を共産主義国に売る働きをしたのだ。その状況を易々と受け入れてきた愚かな日本人も多く存在する。特に団塊の世代は罪が重い。

昨今のニュースで日本人の劣化が散見されるようになって久しい。子供を虐待して殺してしまう母親や継父などはその典型だ。戦後教育で個人の権利を主張することだけを教えられ、義務を忘れて個人の欲望に走る日本人の劣化した姿である。戦後はアメリカに倣って、自己主張をすることが善とされ、他のために自己を犠牲するなど愚かなことだと教えられてきた子供が多い。そんな子は大人になって欲望のためにだけ生きるようになった。金が一番という価値観も平然と口にするようになった。誰でもいいから殺したいなどと言いながら本当に殺してしまう不可思議な若者も出る始末だ。

また、震災の被災地で弱みに付け込んだ土地家屋の高騰や、空き巣が増えたりしたのも劣化の現れだ。言行不一致の政治家やマスコミの卑怯な偏向報道なども劣化の最たるものである。報道を生業とする新聞社が紙面を使って政治活動を平然と行い、捏造記事まで掲載するに至っては言語道断である。朝日、毎日、東京と地方の各新聞社は三流のゴシップ誌となんら変わらない劣化を起こしているのだ。しかもそれを今でも一流と思っている団塊の世代などが後押ししている為体だ。

安売りを売り物にしているスーパーチェーンなどは、適正価格とは何かをすっかり忘れている。そこで売られている製品のメーカーも、適正な小売価格を設定できないといういい加減さがある。そして人件費の安い国で生産した物を持ってきて安くするという新たな植民地政策的なメーカさえ多い。日本人もそれらが当たり前のように感じてしまっている。

最近のニュースで農家の無人野菜販売所に監視カメラが設置されていて、代金を払わずに野菜を持っていった人物の写真が張り出されているというものがあった。ついにここまで落ちたかという思いである。小学6年生に透明人間になったら何がしたいかと聞いたら、殺人や盗みと答えた者がいたというニュースを聞いた時と同じ殺伐とした思いがある。

1日も早く学校教育を戦前のレベルにしなければ我が国の人心の劣化は食い止められない。そのためにも憲法を改正するべきである。もっと義務を強調したものにすべきだ。国を守る義務や公共の福祉のための自己犠牲も加えるべきである。刑法にも禁固刑や罰金刑などより奉仕活動の義務を入れるべきだ。金を払えば服役を免れるなどは全く不要なものである。罰金よりも奉仕活動をさせるべきだ。この辺りだけはキリスト教国に倣っても良いと思う。