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”知らなかった”と知ることが重要だ。


この本は月刊「正論」に掲載された筆者のコラムをまとめたものだ。おそらく「正論」や「産経新聞」などを読んだことのない人にとっては知らないことばかりが書いてあるはずだ。筆者・高山正之氏は産経新聞社の社会部次長を経て、テヘラン支部長、ロサンゼルス支部長などを歴任し、帝京大学の教授をしていた人物で、週刊誌のコラムニストとしても有名だ。「変見自在」というコラム蘭の記事をまとめたシリーズは歴史の見方を変えてくれる名著である。

高山氏はジャーナリストとして世界を見て回った実体験を記事にしている。ものの見方も偏見なく見事だ。昨今のマスコミ記事は現場を見もしないで書く似非ジャーナリストが多く書いているらしい。朝日などは嘘を書くから現場を見ては書かないだろう。もし見ていても自分の書きたい事に都合の良い部分を切り取って書くだけだ。こういう輩はジャーナリストとは言わない。明らかに工作員の情報操作の類だ。

戦前には高山氏の著作のような本は、その道の専門家、例えば歴史学者や政治学者が書いたのだが、戦後は歴史学者や政治学者は嘘や間違いしか書かなくなった。なぜならまともな学者はアメリカ軍に追放されて、残った彼らはほとんど共産主義者や社会主義者で、天皇のいる日本が嫌いな連中ばかりだったからである。アメリカ軍が仕掛けていった日本人の魂崩壊作戦を引き継いだのが彼らであった。中には歴史学者・家永三郎のように昔皇国史観、今反日史観という極端に変節した卑怯者もいる。曲学阿世という4字熟語があるが、家永のごとくは正に「曲学阿世の徒」である。

天皇のいる日本が嫌いな人物は学者ばかりではない。歌手の加藤登紀子は若い頃「日本と聞くと吐き気がする」と言っていた。曽野綾子氏に「ならばさっさと日本を出て行ったらどうか」と雑誌紙面で言われたことがあるが、なぜか出て行きもしないで千葉で農業を始めた旦那の後を継いでいる。ノーベル文学賞を貰った大江健三郎も天皇からの文化勲章は拒否するなど日本の国体を否定する共産主義者だ。最近では全学連の闘士だった頃に「天皇家の気持ち悪い人たち」と言ったり、政治家になってからは「天皇に関する条項は憲法から削除すべき」などと書いた辻元清美が、今は憲法審査会に民進党代表で出ている。日本人でありながら天皇や皇室を嫌っている人物は、共産主義という宗教思想に心酔している輩だ。共産主義は皇室を滅ぼさなければ日本では成立しないからだ。こういうことは見過ごしてはならない。表面はニコニコしていても共産主義者は皇室一族を皆殺しにしようとしているのだから。嘘ではない。天皇が存在していては共産主義は成り立たないのだから。