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為政者の資質

舛添東京都知事の不祥事は現在の日本で根本的に起きている為政者の資質の問題でもある。

明治維新以降国民国家となった日本は、為政者の資格を持っていた武士をことごとく解雇し、広く人材を求めることを理由に学識を重要視する資格試験で官僚を育てることにした。シナ流の科挙に習ったと言っても良い。

そのため知識にのみ偏った人材が官僚になっていった。軍人まで学校の成績を元に選抜するという誤りを犯した。為政者や組織の指揮官には学力よりも人間性が必要不可欠である。いわゆる心技体が備わって初めて人の上に立つ資質と言えるのだ。

昭和に入って明治の元勲達が消え、学力エリートが日本を指導することになったのが我が国の不幸だったと言える。現在の官僚や為政者にも学力エリートが幅を利かせている。学問や研究をするだけならそれでも良いが、人の上に立つ資質には学力だけでは足りない。足りないというより学力だけでは悪知恵が勝るだけなのだ。

昭和の大戦では学力エリートの日本の軍人たちは実力主義の米軍に完敗した。机上の空論を振りかざしたエリート軍人たちによって日本兵は無駄死にしていったと言って良い。しかも彼らエリートの中には卑怯者が多かった。愚策の敗戦を現場兵のせいにして生き残った者も多かったのだ。

現在の官僚たちの中にも悪知恵だけが勝る卑怯者が多く存在する。舛添東京都知事などはその典型だろう。品性下劣とは彼のことを言う。資質のない者を為政者に選んだ選挙民の責任だ。即刻リコールすべきではないか。